2008年1月20日

「4合を午後6時に炊き上がるようにセットしておいて」には Leadership の全てがあるお話 -7- これは個人の趣味ではない

一応まとめ。
「4合を午後6時に炊き上がるようにセットしておいて」
というお手伝いをお願いしたお母さん。彼女は実はこのお手伝いを指示する段階で、次の5つの事ができている必要が有る。
1. 子供にでもできるように作業を分割してある
2. 子供を信頼して依頼する
3. 小さな約束をし、守る事で、子供に信頼してもらう
4. 結果に対してフィードバックをかける
5. 子供が依頼を遂行している間、あなたは彼らのそばにいる…も同然
で、これはよく見ると
a. 事前準備
b. 子供との相互信頼の確立
c. フィードバックによる作業改善
というLeaderがなすべき3つの要素がすべて入っている事が判る。この3つの要素がチームを一体化させ、結果として:
仲間からの信頼、
この人に任せれば大丈夫という安心感、
この人に任せてもらえたと言う形でのモチベーションの向上、
この人が言うのだからとグループ全員に同じ方向を向かせる方向性の決定能力
という4つの結果を導き出す。

かくも、「お母さん」という職業は Leadership の訓練に最適であり、故に「主婦業をやっていたから仕事ができない」などというのは大嘘なのだ。主婦業をやっていたからではなく、Leadership について考えていなかったから、であれば納得もいくが、それは普通のサラリーマンでもボーっと日々の作業をこなすだけでまったく向上心を持たなければ、だめだ、と言うのと同じ話でしかない。



と、ここまでだと、

なるほど、そういう見方もあるね。
でも、本質的にはそれは個人の自由ってものではないの?

という意見があるだろう。

で、私も「20世紀中」であればその意見に同意する。が、21世紀はその意見は間違いだ、と言おう。

なぜならば、20世紀、日本は技術立国だった。21世紀は Leader立国 でなくてはいけないからだ。と言うわけで「Leader 立国って何さ」と言う話を次にするので、この話、もう少し続く。