「4合を午後6時に炊き上がるようにセットしておいて」というお手伝いをお願いしたお母さん。彼女は実はこのお手伝いを指示する段階で、次の5つの事ができている必要が有る。
1. 子供にでもできるように作業を分割してあるで、これはよく見ると
2. 子供を信頼して依頼する
3. 小さな約束をし、守る事で、子供に信頼してもらう
4. 結果に対してフィードバックをかける
5. 子供が依頼を遂行している間、あなたは彼らのそばにいる…も同然
a. 事前準備というLeaderがなすべき3つの要素がすべて入っている事が判る。この3つの要素がチームを一体化させ、結果として:
b. 子供との相互信頼の確立
c. フィードバックによる作業改善
仲間からの信頼、という4つの結果を導き出す。
この人に任せれば大丈夫という安心感、
この人に任せてもらえたと言う形でのモチベーションの向上、
この人が言うのだからとグループ全員に同じ方向を向かせる方向性の決定能力
かくも、「お母さん」という職業は Leadership の訓練に最適であり、故に「主婦業をやっていたから仕事ができない」などというのは大嘘なのだ。主婦業をやっていたからではなく、Leadership について考えていなかったから、であれば納得もいくが、それは普通のサラリーマンでもボーっと日々の作業をこなすだけでまったく向上心を持たなければ、だめだ、と言うのと同じ話でしかない。
と、ここまでだと、
なるほど、そういう見方もあるね。
でも、本質的にはそれは個人の自由ってものではないの?
でも、本質的にはそれは個人の自由ってものではないの?
という意見があるだろう。
で、私も「20世紀中」であればその意見に同意する。が、21世紀はその意見は間違いだ、と言おう。
なぜならば、20世紀、日本は技術立国だった。21世紀は Leader立国 でなくてはいけないからだ。と言うわけで「Leader 立国って何さ」と言う話を次にするので、この話、もう少し続く。
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