2010年12月5日

【DS】A列車で行こうDS 「青葉経済開発区」「標準」


というわけで、新しい地図「青葉経済開発区」…と言っても、演習問題でやった最後の地図だが。これの「標準」モード。

目標は複数。

  • 総資産1000億円
  • 2年連続黒字
  • 子会社数10社
以上を10年以内で。

とはいうものの、これだけだと簡単だ。そこで追加の条件。

  • 株式公開しない
  • 借金しない
  • 地下鉄駅は作らない(陸橋上に駅は作るし、一部は地下鉄にする)
  • 鉱脈は掘らない
  • 資材置き場は全部地面の下(だって地上に用意するのもったいないじゃん)
最初の資本金は600億円で、この一部が土地だの電車だのになった状態でスタートする。2年連続で黒字になれば、株式公開できる。すると資産が一気に増える。ここに借金分を追加すれば総資産1000億円は実は簡単だ。子会社だって黒字・赤字を無視すれば10社ぐらい簡単に作れる。運がよければ黒字になって、総資産を増やしてくれるだろう。

が、株式公開も借金もしないとなると、一気に条件が難しくなる…はず。


この土地は丘の上と下に別に町があるので、それぞれについて小さなループを作ってやる。とりあえず、一方づつ片付けつつ、もう一方もある程度発展してもらうには、この小さなループが一番。ただし、あとでループを伸ばせるように、伸張部分相当の土地は買っておく。

丘の上のループと丘の下のループそれぞれ上下の水平線路の間隔が10マスになるように取る。すると駅をうまく配置すると、町が発展したときに複数の駅が同時に発展する事ができる。並列な線路それぞれの駅の影響範囲をオーバーラップさせればいいわけだ。で、それを丘の上と下でも実装するために、丘の上と下の間、丁度10マスの所に水平に土地を買っておく。

で、とりあえず子会社を10個作って稼がなくちゃいけない。そこで上の範囲指定。離れ半島の根元、一番左側だ。
ここに工場地帯を作る。目的は画面外の「隣町」への資材の輸出。
一番最初は線路を引いて、隣町から資材を輸入。資材が1つでも発生したら、速攻で工場を建て始める。で、工場ができたらこれまた速攻で輸出に切り替える。これで期限内に黒字になるに違いない…と思ってやってみたのだが…
実際には、工場を建てるコストが結構高いので、10年以内に黒字になりませんでした。つまり計画倒れ。

もう一つ、打った対策がこれ。上のループ側に工場があるように見えなかったので、下の工場から道路を引っ張って上のループのそばに1つバス停を設置、その真下に資材置き場をたくさん用意して、資材不足にならないようにした。

というわけで、以上の敷設が終わった直後の地図がこれ。
線路とか、ほとんどまだ撤去できていません。撤去費用がもったいないんだもの。その間に地下鉄の技術を開発する。

さて。しばらくして人口が増えてきたら、路線を延ばします。伸ばし方はこう:
下のループを解除してうねうねと南の端まで。南の端で線路が切れてる?!いいえ。では見てみましょう。
見てのとおり、南の端は地下に潜っています。
で、出てくる側はここ。とりあえず、地下を通って一気に北上します。

さらに時間が過ぎて、人口が増えてきたら、さらに鉄道を延ばします。こんな感じ:
この段階で、南の端から潜った電車は、画面右端の一番北側…右の方に「山」があるんですがその根元から湧き出しています。B1だとまっすぐ伸ばすのが難しいのでB2まで沈んで、一気に北東へ、で必要な高さまで再び上昇。

さて。会社運営は初年度を除いて毎年ギリギリ黒字でして。ですので2年連続黒字は簡単。子会社も工場を建てたり、マンションAを建てたので10社は楽勝。唯一の問題は資産1000億円なんですが。

10年目の8月。ギリギリ、なんとか資産1000億円クリア。
見ての通り、どうにか全部あわせて月20億円づつ収益が上るようになったので、それを子会社に再投資…を続ける。あ、あと福利厚生は毎年ガッチリプランに入れて、社員のやる気を高めます。
1月から5月までは一切投資せず、6月から12月に一気に子会社を作ると、だいたい収入の40%を税金用にプールできるので。8月だから残り7ヶ月ですか。結構ヤバかったかも。

さて、条件をクリアしたら、あとはひたすら発展させていくのみ。

見ての通り、10マスごとに東西に平行な線路を引いていくわけですが、一気に伸ばすと人口密度が薄くなってしまうので、とりあえずは上下方向に伸ばすようにしました。左右方向はとりあえず上下方向が一通りそろったら。

で、左右方向の左端から半島に、半島から南の島へと線路を延ばそうかと。あ、半島の右にある島は開発対象にしません。面積が狭すぎて駅が建てられねぇ。

で、この辺まで伸ばすと、資材不足が頻発します。工場から遠すぎて、資材を必要とする場所と、工場との間に別の資材不足が発生すると、資材が届かなくなる。そこでカーソルのある場所にも工場を建てることにしました。
もちろん、画面ギリギリに作っているのは、これらの工場群の第一目標はあくまでも隣町への資材の輸出だから。資材が必要ないときは輸出量を多く、必要になったら少なく調整する。

というか、これは発展させていく過程で判ったのですが、巨大な1つの循環路は、線路を延ばすたびに貨物列車が一周する時間が長くなります。で、そうすると工場から資材を回収する頻度が下がり、輸出量を多くしなくちゃいけない。でも我々の町側も実はあちこちで資材を必要としていて、貨物列車の数が足りていない(資材不足が発生しまくる)という問題が…。


そうこうしているうちに、新たなる問題が。
判りますか? 駅が建設できないんです。
…さっっ、先に言ってくれぇ(T.T)
って言うか、少なすぎるだろう。80って。

とりあえず、駅を増やせない以上、どこかの駅を引っぺがして新しく配置するしかない。
幸か不幸か、今の駅の配置はほぼ全ての土地を2つ以上の駅が共有するようになっている。なので、どこか…そう。南側の土地を集中的に開発してしまい、その場所については急激な人口増加を必要としない状態にしてしまえば駅密度は半分…つまり土地の発展に影響される駅の数が1つになるようにできる。に違いない。
で、とりあえず、駅を引っぺがせるようになるまでの間に、残りの線路を引いておく。

半島に入る線路は、北側が半島に入るほう、南側が半島から出る。

半島に入ったらまず、最初に作った工場のそばを通り、ここで資材を拾う。で、その直後に地下に潜って、島の北側へ。島をグネグネと移動したら、今度は半島の南端へ橋を渡る。で今度はグネグネと半島を北上する。海岸が東西方向に近い部分は一部の引き戻しを地下で行うけれど基本は地上を通るように線路を引く。で、最後に半島を抜けて、大陸側のループに戻る。

ここまでで61年目。
なのだが、ここからが長かった…

結局ループが長すぎて、地図全体で4箇所も工場地帯を作っているのに、資材配給がどんどん滞るようになっていく。とりあえず、全体開発完了の目標として、総人口100万人を目指したのだが、資材が届かないのではいかんとも発展しがたい。当然子会社の上限とかが先に来るわけで…作っては売り、を繰り返すと社員のやる気がすごい勢いで落ちていくし…。
結局、我慢比べ大会のような状態でジリジリと開発を進めていって、総人口が100万人を超えたのは 190年後の事に。全体はこんな分布:

会社の状態はこんな感じ:
やはり、もう社員の不満はどうしようもなく。

会社沿革はこう:

なによりも残念なのは、人口を100万人にしても会社沿革に載らない事。いや、総資産10兆円オーバーも、100兆円オーバーも載らないんですけどね。

結局地図全体はこうなりました:

最終的な反省点。
  • 巨大循環路は退屈だ。
    なにしろ時間を掛ければ絶対成長する事が判りきっている。一方で、資材不足とかが頻発しすぎる。循環路自体はともかく、全部を1つの循環路にするのは考え直したほうがよさそうだ。
  • 隣町との交易専用の駅は、駅舎の無駄。
    隣町へ輸出するために工場のそばに駅を作るのはいいのだが、距離を最適化しすぎると、輸出にしか使えない駅になってしまう。結果として、その工場群から「自町用の資材」を拾うための駅をもう1つ作る羽目になり、これが駅の無駄遣いになる。
    1つの駅で両方の目的をクリアし、ついでに町の発展分(21x21マス)の計算にも入れられるよう、配置するべき
というわけで。以上の反省点を踏まえて、「いばらの道」を攻略する事にしよう。

2010年11月13日

【DS】A列車で行こうDS 「青葉湾岸工業区」「いばらの道」



では、「青葉湾岸工業区」マップの最後、「いばらの道」だ。クリア条件は一緒。人口を1万人にすること。


地図の初期状態は「標準」と一緒。


最初の人口も一緒、6508人。


産業などの初期状態も一緒である。

で、すでに知っている事実として、人口を1万人にすること自体は簡単である。当然ながらその後をどうするかが焦点になる。そこで、今回設けたルールは次の3つ。
  1. 線路を前回のようなぐちゃぐちゃな状態にしない(もう少し計画的な路線にする)
  2. 地下駅は極力使わない(発展を阻害する要因になる)
  3. 株式公開をしない
  4. スタート直後に港を作って隣町に資材を輸出、お金を稼ぐ
1 は「標準」のマップがあまりにも醜くかったので。
2 は「標準」での失敗から学習。地下鉄…というよりも地下街が野放図に作られると、その後の制御ができなくなりすぎる。

で、1, 2 だけで本気を出すとあまりにも簡単なので、3。株式公開をしないことで資本金を減らす。とはいえ、これは「配当を気にしなくて良い」という性質も持っているので、必ずしも悪い面ばかりじゃない。
で、4。このゲーム、隣町との交易を盛んにすると儲かりやすい。株式公開をしない分、資金をどこから得るかというと、最初にこれをやってしまうことで。
実は後で、発想はともかく、この地図で、港で実装するのは賢くない、という事を学ぶはめに陥るのだが…

というわけで初手。まず時間を動かす前に、コンビナートを1つ買いあげて潰す。で、その場所に港を作る。
実は最初に手に入れたお金で隣接するコンビナート2つを買取り、潰して、港を設置する事はできない。港を作るのに少しだけ資金が足りないのだ。土地だの何だの売りまくればできなくはないが、それだと鉄道網に手がつけられない…本末転倒なゲームになる。
そこで、上記の場所のコンビナートを1つだけ買って・潰して・港にし、完成し次第「高稼働」で交易を開始する。


で、港を作った分資金的に苦しい状態になるので、その分をどうやって補填するかというと、人口密集地の初期ループの横幅を狭くすることで補う。あと、地図縦方向の駅は、初期段階では建てない(既存の駅1つはあとで潰す。新規には作らない)。このためか、人口1万人達成は2年目の11月までかかることになるのだが…ま、それは十分だろう。


お金が溜まってきたら、ループを伸ばす。まずは鉄道網的には左右に引き伸ばして、上下2本の平行な線と、それを結ぶ垂直(若干斜めな)線になる。

が、地図をよーく見てもらうと、実は水平に何本か土地が購入されているのが判ると思う。不自然に更地になっている線がある。これは将来の路線のための土地確保だ。

今回の線路は、前回の失敗から、計画的に拡張することにした。で拡張ルールはこうだ。
  1. まず、最初の線路は見ての通りにつくる
  2. 水平方向に線路を延ばすことを考える。水平な線路は上下方向には10マス程の隙間を開けて平行に何本も走らせる。
  3. 下から順に「左」、「右」、「左」、「右」…となるように電車を走らせる。最初はループにするが、拡張に際しては、下から順に上に上がっていき、最後に一番上から一気に一番下の線に戻す形のループを作る。
  4. で、最初から全域をカバーしようとはせずに少しだけ左に行ったらすぐ右に戻ってくるように線路を引く。で、この線路を徐々に左方向に伸ばしていく。
  5. 駅は、互い違いになるように配置する。上下で同じ場所に置くより、交互にしたほうが人口が広がりやすい。
  6. 一番上から一番下へは、地下を通す。B2Fまで一気に沈めて、一気に一番下へ持ち込む。ただし、途中に地下駅はつくらないこととする。
線路を敷く予定になっている土地が勝手に開発されては困る。しかし、土地が発展しないのも困る。そこで、なるべく早い段階で線路用の土地を手に入れることにした。あ、あとこの際には、線路用の1マスの他に、緊急時用の一マス分、あわせて2マス分の太さで確保することにした。


で、そのルールに従って延々拡張した結果がこれだ。

実は上記のルールは客車については完璧なのだが、これだと貨物車が困ったことになる。路線が伸びるに従って、途中で資材が使い尽くされてしまい、なかなか遠方まで届けられないのだ。しょうが無いので、予備の土地を使って貨物車だけ工場地帯に戻し、資材を積み直す…という線路のひき方をしている。



もう一つ、今回発見した小細工がこれ。

港を最初に作ったのは良いが、資材の回収範囲が狭いためか、生産が追いつかない。一方で全然資材を使っていない工場もある。そこで、港をもう1つ作ったのだが…そうしたら最初の港から輸送される資材の量が減ってしまった……
おかしいと思い調べたところ、港を沢山作っても、輸送に使われる船は1艘だけだったのだ… orz これでは港を2つにしても、輸送量は2倍にならない。

で、いろいろ調べた結果さらにわかったのは、一度に輸送船に乗る資材の個数はともかく、それを隣町に持って行くには「航行距離に比例した時間」がかかる、ということ。つまり画面範囲の端ぎりぎりの場所に港を作れば高頻度で資材を運ぶが、地図の中央だったり地図から出て行くまでの航路が蛇行していて長かったりすると、輸送に時間がかかり、時間あたりの輸送量が減ってしまう。

それなら、ぎりぎりの場所に簡易駅を作り、その周りに工場を立てたら良くないか?とかなり後になって気がついてつくってみたのがこれ。大正解。というか輸送量ありすぎ。工場Cが2つ、工場Aが3つがかりで、全力輸送されると資材が足りずに、資材置き場の備蓄を浪費されるので、一日4往復に制限する必要があったぐらい。というわけで、今度からこれで行こう。




で、最終結果。





98年目で飽きた。というか、一応一通りビルが建ってしまい、これ以上どうにかするには「潰しては立て直し」を繰り返さなくてはいけない。多少はやってみたが、操作が重たくて重たくて…。子会社が100社あって、さらに1x1規模のビルが林立していると、さすがに何をやっても重たいわ。


職業分布。


微妙に商業都市になった。ギリギリ直前までは、娯楽の方が多くて観光都市だったのだが。



剰余金は「標準」のときよりも多い。これは地下街をほとんど作らせなかったので、高層ビルをたくさん立てることができ、結果として収益が増えたからだ。







娯楽と商業が突出したため、景気にかなり左右される年収になった。その辺をどう考えるか、が今後の課題だろうか。




じゃ、次あ「青葉経済開発区」だ。