Project DOUBT のような事をしていると、よくいろんな人から
「Linux に問題があるらしいけど、じゃあどうLinuxを使えばいいの?」
と聞かれる。で、実際のところ
「どうしようもありません」
という事実を伝えると
「無責任だ」
となじってくる人が結構多い。
いや、無責任といわれても。そもそも、Open Source OS は Linuxだけじゃない。それを Linux に限定したのは私ではない。あんたらだ。
私が Linux を作ったというのなら無責任といわれてもしょうがないが、ありゃ私が作ったものではない。
おまけに、その Linux をろくなテストもせずに採用したのに至っては、あんたらがやったことじゃないか。私じゃないぞ?!?!! なぜ 私が 無責任なんだか言って見やがれっ!!!!
さらに、この手の人は「自分の希望が正しい」と思い込んでいる。たとえば NFSv2 や v3 では同期的整合性は保てない。のに、同期的整合性を前提とする要求を平然と出してくる。同期しないんだから「いつデータが反映されるかなんか何の保障も無い」と言っても
「いやいやいや、むつかしくてわかんない。」
とくる。ばか者。「むつかしい」んじゃなくて、自分の望みと違うだけだろうが。それは幼稚園児がおもちゃ売り場の前で手足をばたばたさせて泣き叫んでるのと同じことだ。
というわけで、私の説明を聞いて、「難しい」といいたくなったら、それはあなたが無責任な要望を出そうとしているのだ、と考えなさい。常に。
私の説明は「簡単・明瞭・簡潔・丁寧」に決まっているんだから。