という英語を話しかけられたとしよう。大抵の人は次のように聞こえるのだそうだ。
"When creating the socket with asynchronous mode, or should I call it non-blokcing mode, it is very obvious to say that you must do many things which kernel was doing when using blocking mode. Communication by itself is asynchronous anyway, and hence, while in blocking mode, it was kernel, and/or libraries that was making this to act as if it is synchronous. However ...."
最初の asynchronous の辺りで力尽き、non-blocking の辺りで脳みそが拒否をはじめ、あとはもうどんどんノイズと化していく…。
当たり前だが、こんなことでは英語はどうにもならない。だってほとんど全て「認識していない」つまり「聞こえていない」のだもの(聴こえてはいるのだろうが…)。
これをどうにかするには、わからない言葉はすっ飛ばす 事を覚えなくてはいけない。つまり:
"When creating the socket with asynchronous mode, or should I call it non-blokcing mode, it is very obvious to say that you must do many things which kernel was doing when using blocking mode. Communication by itself is asynchronous anyway, and hence, while in blocking mode, it was kernel, and/or libraries that was making this to act as if it is synchronous. However ...."
のように聞け、と言うことだ。
さて、もし、あなたがネットワーク通信を行うプログラムを組んだことがあるなら、socketにはブロッキングモードと非ブロッキングモードがあるのは判るだろう。ということは次の赤字のポイントから、緑の部分の意味が推測されることになる。
"When creating the socket with asynchronous mode, or should I call it non-blokcing mode, it is very obvious to say that you must do many things which kernel was doing when using blocking mode. Communication by itself is asynchronous anyway, and hence, while in blocking mode, it was kernel, and/or libraries that was making this to act as if it is synchronous. However ...."
で、緑がわかったら、多分シンクロナスとアシンクロナスが「同期型」と「非同期型」である事が判るようになる。結果として青が埋まる。
"When creating the socket with asynchronous mode, or should I call it non-blokcing mode, it is very obvious to say that you must do many things which kernel was doing when using blocking mode. Communication by itself is asynchronous anyway, and hence, while in blocking mode, it was kernel, and/or libraries that was making this to act as if it is synchronous. However ...."
この辺りまで来ると、kernel とか library とかも意味がわかってくるので、However 以降の英語において kernel とか library というのが「カーネル」と「ライブラリ」だと言うことも類推できるようになる。
もちろん、これらのことをリアルタイムでやるのだからとても大変だ。大変だから、以上のような推理を働かせながらも、態度上は、
「まてまて、ちょっとまったーーー。
早すぎるよ。もうちょっとゆっくり話してくれ」
という態度で臨まなくてはいけない。そうすれば相手はゆっくり話してくれるようになる。という事は推測するのにかける時間がより多くなる、と言うことで、ますます文章の予測がしやすくなる。
実は、英会話学校でずーっと英語を聞き続けることで鍛えているのはこの 理解できない単語に拘泥しない能力だ。もし、英会話学校でなかなか英語力がつかないと感じているならば、まじめに最初から全部の単語を把握して理解しようとしているからに違いない。
日本語の場合を考えてみると良く判る。日本人のほとんどは判っている単語であってもガンガンかっ飛ばす。特に疲れているとその傾向がひどい。で後で間を補完しようとして…発生するのが「まつがい」って奴だ。日本語でまつがいまくる人が、どうして英語でまつがわないように努力なんぞするのか。もう、その段階でやっていることがまつがっていることが良く判ると言うものだ。
単語が判らなくなるのは、恥でもなければ問題でもない。問題なのは「もう駄目だ」と諦めて全てを投げ出してしまうことだ。休んでもいい。負荷を減らしてもいい。
しかし、諦めるなっ。さぁ、わんもあせっ!!!
Billy は意外といいことを言っていたのだ。
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