そもそもは、ある会社の社長さんが社内メールで悲鳴を上げたことに始まる。いや、その内容は内緒だが、ようするにそれを見ていて思ったのは、
「そういえばこの会社、新社会人以外も問題のある人が多いよな」
というもの。なに? お前もだ? うむ。その通り。だから、今回の話を書くに当たっては、まず、心の中に 大きな、大きな、大きな 棚を作った。そりゃもう ギアナ高地 のような、大きな奴だ。どうにか自分をそこに置くことに成功したので、棚が壊れる前に先に進む。
で、いろいろ考えたわけだ。どういう事を気にするべきかとか、どういう問題があるかとか。で、いろいろまとめていくと…結局新社会人に教えたことと同じ枠組みから一歩も外に出る必要がない、という事に気が付いた。やはりお金を稼ぐには2つの項目:
- Customer Satisfaction
- Automation
の2つに神経を集中する必要がある。逆に、この2つのためにその他の注意すべき項目は存在するし、それらに関してどうやって解くべきか、を考えるとどうやら答は一通りではないようだ。各々、自分が好きな、得意な解き方というのがあってよいように思う。
で。今回の議論。新社会人が相手じゃない。社会人になって、後輩とか部下とかができる辺り…って2年目からジャン…以降の人、社長さん(つーか CEOな)の辺りまでが考慮対象だ。活躍する経済圏としてはまだ開放系を前提とする。世界中を全部1つの経済圏として見なくてはいけない人(銀河皇帝になる私とか)は、経済圏を閉鎖系として見なくちゃいけないのだが、そこまで大きなものを見据えなくちゃいけない人たちは考慮対象としない。つーか下手にその辺を教えると、支配者のライバルが続出するしな :p
経済圏が開放系だ、という事は、あなたの活動によって世の中の経済が大躍進を遂げたり、逆に大打撃を受けたりはしない、という事を意味する。あなたの会社の趨勢はあくまでも局地的な問題で、あなたの会社が上手くいかなかったら、他の会社がその位置を占めるだけのこと。そういう大前提を念頭に置いてほしい。
また、「新社会人にあなたならまず何を教えるか? -1- CS と AT」から始まる10回 で述べたことは繰り返さない。基本的に、あそこに書いたことはすでに知っている、という辺りからはじめる。でも、同じことは書くかもしれない(どっちやねん)。いや、新人の時とは違う意識を持って同じ事をね…
書く内容はこんな感じ:
さて。今回の議論だが、 Automation から始めよう。考慮しなくちゃいけない項目は Customer Satisfaction の方が多いのだが、そうなる理由は Automation 側のニーズが起因となっているものが多いのだ… と言うわけで次回に続く。
書く内容はこんな感じ:
- Automation
- Market fundamentalism (市場原理主義)
- Scalable Organization
- Customer Satisfaction
- Who's Customer(で、お客って誰さ)
- Communication(Transfer の大事さ)
- Annoucement
- I18N/L10N
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