2007年9月22日

新社会人にあなたならまず何を教えるか? -6- AT

AT: Automation … 自動化

普通、自動化と言うと
  • 機械が
  • 最初から最後まで
というイメージがあるけれど、ここで言う自動化はもう少し幅が広くて
  • 機械でも、人でも、猿でも何でも、
  • 一部分しか自動でなくてもよい
というイメージです。中にはこれを しくみ化 と呼ぶ人もいます。ただ、しくみ化はこれはこれでなんか条件が狭いイメージがある(機械というよりは人間がやるとか、最初から最後までは変わらない、とか)ので、私はわざと Automation と言っています。


さて…
Customer Satisfaction の所で、お客様を満足させるのがまず大事だと言いました。とはいえ、あるお客様を満足させるのに 100 の力を投入したら、他の事が何もできなくなります。この他の事の中には
  • 他のお客様を満足させる
  • 自分がやりたい事をやる
  • 家族を満足させる
などが含まれます。ですので、なるべくお客様の満足度が下がらない範囲で、100投入していた力を 95 でも90でもいいから、減らす努力をしなくてはいけません。

自分の力を投入せずに、お客様に提供するものの量・質共に下げないためにはどうすればいいか…他者の力を借りればいいのです。自分が 10 力をセーブして、他者の力を20借りたら同じ品質になる、というのであれば、他者から 20、力を借りればいい。

ただし、お金を借りる場合と違って「他者から力を借りる」のは
「貸して」
「ほいよ」
とは行きません。『何をすればいいのか』『何に対してすればいいのか』『いつすればいいのか』などをはっきりさせなくてはいけません。これらの準備が出来て初めて、他者の力を借りる事ができるのです。

また、他者の力を 20 借りて自分の 10 に充当させる、という例を上で挙げましたが、本当は他人から力を借りたら、何かの時にはその分お返しをするべきです。となると、借りた力もなるべく効率的であるほうが良い。20借りて 10に充当させるよりは、15を借りて10に充当させるほうが良い。

運がよい事に、人間には得手・不得手と言うものがあります。あなたにとって 10 の仕事が、他人にとっては 5 ぐらいで済む仕事かもしれない。そしてあなたも、その人にとって 10 かかる仕事を 5 でこなせるかもしれない。互いに準備を整えるのに 1 づつ力が必要だったとしても、互いに助け合うなら、お互いのお客様の満足度は変わらないまま 96 づつで仕事がこなせる事になります。


というわけで、Automation を考えるにはどのような点を注意・注視するべきか、を述べていく事にしましょう。