2007年1月30日

『頑固親父と彼の愛した機械』と書くと職人伝記ものみたいだ…


IBMというと、やはりこの人。Thomas J. Watson Senior。

そもそも会社の名前をInternational Business Machines にしたのも彼なら、
その傲岸不遜っプリで勇名をはせたのも彼。
終身雇用や手厚い厚生施設で社員を優遇したのも彼なら、
その怒髪天を突く様な怒りっぷりで解雇をしたのも彼だ。


私の場合、義務教育期間中は引越しばかりだった。その中で、2年と3ヶ月と最も長く住んでいたのがNY州エンディコット。つまりIBMの聖地とも言うべき土地であり、Watsonの影響がとんでもなく色濃く残っている土地だ(残りのほとんど全ては、Endicott Johnson Shoe Maker。ちなみに、この優れた経営指針のオリジナルはこの E-J の方で、George F. Johnson という人が作っている。Endicott という村が「Endicott」なのも、E-J から名前を取っているぐらいだ)。


ここで薫陶を受けたんだか何なんだか。TJWの「悪い所」というのがなんか私の悪いところにそっくりだ。ちょっと気落ち…。


でも、この人の「会社は社員にちょっとおせっかいぐらいで丁度いい」という発想は好きです。

2007年1月24日

Get OpenOffice.org ボタンを右に

OpenOffice.org の 2.1 Ja 版をインストールしようとしたら、Get OpenOffice.org ボタンというものがある事を知った。

とりあえず右下の方に貼ってみることにする。目的は主に、自分が update する場合に、いちいちURLを入力しなくてもいい、という程度のものだが。


とはいえ、Office もので最もよく使うのは PowerPoint/Impress。そして Impress には文字サイズの自動拡大・縮小、全体を一律に拡大・縮小する機能がない。これが困るので Power Point ばかり使っている。

プレゼンテーション資料を作る際に、文字サイズの「一律」拡大縮小が必要になるというのは、そもそも資料の作り方として間違っている。ある一定限界を下回るような文字サイズを使うべきではないし、文字サイズがゴリゴリ縮小するほど情報を1ページに埋め込んではいけない。それは判っているのだが、お客様要望がどう聞いても
「それはパネルの作り方でしょ?」
と言いたくなる様なものなのだから、しょうがない。

というわけで、今回の OOo も結局ディスクの肥やし決定な気がする…。

OSDLとFSGが合体して The Linux Foundation に

元情報はここ

「メンバーの多くが重複する」のは「会社レベル」と言うよりは「人」レベルで重複しているんで、そういう意味では参加している人は楽になったのではないかと。

まぁ、それはいいのだが、この過程でOSDLに勤めていた日本人とか、かなりの数がいなくなってしまった。結果、日本の企業のように『金は出すけど、人は出さない、文句は言うけど、提案は無い』人たちをカバーしてくれる人が0になってしまった。

# ちなみに私は「自分の分しか提案しない」ので、こういう人たちの代弁はしない。

日本の企業は、ますます「内側に篭った」文句の言い方をするようになるだろう。そして、それは非日本語圏からは見えなくなるので、どんどん乖離が進んで…さて、どうなるんだろうなぁ。

私? 私はもうそろそろ足を洗うので知ったことではない。

2007年1月4日

2007年の抱負

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

というわけで、年始はやはり今年の抱負でしょう。今年の抱負はずばり:

清く、正しく、美しく

旧暦だと大厄の後厄、新暦だと大厄の本厄 である私としては、今年はこのスローガンでいかないと。

というわけで、『正しくないことをごり押ししようとする』人たちは覚悟するように (^o^)。